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オンリーワンブランディング

「オンリーワンブランディング」は、顧客ニーズをきちんと踏まえながら、自分たちの「売り」「強み」を活かした価値を提供し、唯一無二のポジションを獲得することを目標にしたブランディング手法です。最大の特徴は、経営者の「志」にフォーカスしたブランド展開です。

中小企業では経営者と会社・商品は密接に結びついており、経営者の情熱や企業の独自性は重要な訴求要素になります。経営者の「志」を発信しながらブランドを展開することで、会社独自の個性が「売り」となり、顧客から選ばれ多くのファンが集まりやすくなります。もし、あなたの価値観に共感した理想のお客様ばかりが集ってきたら、ビジネスがとてもやりがいのあるものに変わると思いませんか?

「オンリーワンブランディング」では、以下のようなお悩みの解決に取り組んでいます。課題を明確にした上でそれぞれの施策に対応していきます。

商品に自信があるのになぜか売れない ▶ 商品やサービスがターゲットに対して、どのような独自性のある価値を提供できるかを考察しイメージを印象づけ記憶に残していきます。

商品に自信があるのにあまり知られていない ▶ 認知度を高めるための戦略を実施していきます。

他社と差別化したいが自社の個性をうまく表現できない ▶ ブランディングは、他社との違いを明確にし個性を効果的に伝える技術です。

ブランディングの基本について、もっと詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。小さな会社のブランドイメージについて解説しています。

「志」を軸にすると勝手に成果があがってしまう理由

「オンリーワンブランディング」は経営者の「志」を軸にしたブランド展開を行う手法です。このスタイルに取り組み始めたのは、売上低迷に悩んでいたある会社が大きく飛躍できたことがきっかけでした。まずは、そのときのお話をさせてください。


私は独立前、クリエイティブディレクターとして広告代理店と連携し、日々さまざまな企業の経営者と直接討議する機会が多くありました。

あるとき、売上低迷に悩む老舗の和菓子メーカーの経営者であるA社長との相談会に参加したときのことです。参加メンバーのコンサルタントからは、すぐに実施できる販促手法など、さまざまな提案がなされました。

しかし、A社長にはどの提案もいまいち響いていない様子でした。効果的な施策を打ち出しているのに、どうしてだろうと思いながら和菓子の魅力を再発見するブランディングプランの説明に入ったときでした。A社長の表情が興味深く変わっていくのがわかりました。やりとりの中で理解できたことがあります。

A社長に、数々の提案事項が刺さらなかった理由は、事業成長のために和菓子の価値をあらためて問い直すべきだという考えを根底に持っていたからです。だから、利益が出そうな販促アイデアであっても簡単に実行する気持ちにはなれなかったということでした。

この視点は、経営者が抱える悩みの核心に迫るきっかけとなりました。多くの経営者が求めていることは、新しいアイデアに出会うことではなく、多くの選択肢の中から自社の限られたリソースをどこに注ぎ込めば市場で勝ち残るかを見極めることにあるのだと感じました。その軸となるヒントは「志」でした。

その後、A社長の和菓子メーカーは、和菓子の価値を再認識したブランディング戦略を通じて売上を伸ばし、大幅な利益をあげることに成功しました。この成果は、迷いを振り切り、明確な方向性を見い出し、事業に全力を注げたことによるものだと思います。


この経験から、私は理念や「志」にフォーカスしたブランド展開を心がけるようになりました。その企業らしさの軸をブラしてはいけないと考えたからです。その結果、これまで以上に成果をあげる会社が増えたのです。成果は、売上だけでなく、従業員のモチベーションが向上したり、理念に共感した協力者が増えるなど、さまざまな形で表れます。

「オンリーワンブランディング」では、理念や「志」を言語化してからブランディングの施策をスタートさせます。自社の事業価値を問い続け自己と向き合うことが大切であり、自分の生きざまを初めてしっくりいく言葉で表現できたとき、感慨深く涙を流す経営者もいます。それによって一切の迷いがなくなり、これまで以上に事業に打ち込めるのだと感じています。

見られたいイメージのその先にお客様はいるか?

「志」を基軸とした発信を追求することは非常に意義深い取り組みであると感じています。ただし、ひとつだけ認識しておくべき大切なことがあります。それは理想のスタイルを確立することで、実際に購入してくれるお客様が存在するかどうかです。

理想的な唯一無二のポジションを築けたとしても、実際に需要がないということがあります。「志」から発想するというこれまでの話とはやや矛盾するかもしれませんがビジネスを成功させるポイントは、顧客から求められていることを提供することです。

ビジネスの目的が「顧客の問題解決」である以上この原則を無視できません。では、「志」「顧客ニーズ」どちらを優先すべきなのか?

私の答えは「顧客ニーズ」です。「やりたいこと」「求められていること」のバランスをどうとるかが経営手腕が試される場面でもあり、これは多くの人が一度は必ず迷う部分だと思います。最終的に以下のポジションを狙います。

これを両立させるには、「顧客ニーズ」に基づいて自社の価値を提供することが最善の方法だと考えています。誰もが求める商品やサービスを提供できるなら話は別ですが、ビジネスとしては、現実的に捉え「顧客ニーズ」を優先させることが得策です。

商品やサービスが売れるのは、購入者にとって具体的な「ベネフィット」(顧客が商品やサービスから得られる効果や利益)があるかどうか、そしてその「ベネフィット」に競合他社が提供できない独自性があるか、という2つの要素しかありません。

まずは自分ではなく、「相手を主語にする」ことです。相手をよく研究し、相手に関心があることを見つける。そのうえで、提供する商品やサービスを相手の関心に結びつける。この方法が最も確実で早いと確信しています。

顧客が求めるのは「その商品を購入したら、そのサービスを受けたら、今の私がどう変化するの」ということです。このように、「オンリーワンブランディング」は、あなたの商品を必要としてくれている人をファン化して、きちんと価値を届けようという施策です。

オンリーワンブランディングの基本姿勢

人の顔や性格が違うように、それぞれの会社も世界で唯一無二の独自性を持つ貴重な存在であると考えています。顧客から求められている範囲の中で「志」からの発信を展開していきます。

ブランディングは、「外部」「内部」という2つの方向にアプローチしていきます。顧客からスタッフまで一貫した「志」を共有できることが理想です。

オンリーワンブランディングの展開事例

ブランディングはそれぞれの接点においてメッセージやイメージの一貫性を持った展開が大切です。著作権や肖像権を有するコンテンツが含まれる事例に関しては非公開にしています。





▼ 過去のデザイン事例集



これまで関わってきた仕事の一部を事例として掲載しています。ただし著作権や肖像権を有するコンテンツが多く含まれるため、アクセス制限(認証パスワード)を設定しております。

プロジェクト全体像

ブランディングプロジェクトは、ご依頼主様の課題や目的によって大きくプロセスが異なります。共通の手順としては、1.全体の流れを納得いただいたうえでご契約 2.ご依頼主様の課題の現状把握とゴール設定 3.棚卸しを通して具体的な独自資産を明確にしながらコンセプトメイキングしていきます。アウトプットとして形にする前にさまざまなプロセスを経て言語化していくことを心がけデザインを設計をしていきます。

下記はビジョンを設計していく「オンリーワンブランディング」のプロジェクト全体像です(画像をクリックいただくと拡大表示されます)。

進行手順

ご契約について
■プロジェクト形式(業務委託契約) 【報酬】出来高制【契約】3ヵ月~
■アライアンス形式(共同事業契約) 【報酬】定額報酬【契約】3ヵ月~
■アドバイザリー形式(顧問契約) 【報酬】定額報酬【契約】3ヵ月~

※お仕事のご依頼はお会いして納得いただいた上でのスタートになりますのでご安心ください。
※面談後に各種条件を確定させた上でのご契約とさせていただきます。
※契約書はこちらで準備いたします。
※事業の規模や内容によっては、お引受できないこともあります。また事業内容によっては、外部協力会社との協働を行う場合があることもご了承ください。



 


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